Q&A 騒音対策・防音に関するご質問に、防音のプロがお答えします。

住宅・生活音

Q 洗濯機の音が気になる

洗濯機の音が関係している可能性があります、その場合は洗濯機の外板に制振材を貼ることで音が小さくなることがあります。 特に大きな音の脱水時の「カタカタ」という騒音は、外板が振動することで増幅されている可能性がありますので、外板に制振材を貼ることが有効です。

マンション、アパートなどの集合住宅で深夜に洗濯機を動かして、近隣で問題になった場合は、洗濯機の振動が洗濯機の足を経由して床→近隣に伝わっている可能性があります。その場合は、洗濯機の足下か防水パン下に防振材を敷くことで改善できることがあります。

しずかラボの実験では、一般的な全自動洗濯機の前面と側面(2箇所)に制振材(アスファルト系シート200mm×300mm)を貼り付けたところ、洗い時で1dB程度、脱水時で3dB程度の騒音低減効果があった例があります。3dBの効果ということは音のエネルギーが半分になったということをあらわします。

制振材を貼りつけるときはピッタリ貼りつける必要があります。シールタイプのものやマグネットタイプのものであれば、カンタンに隙間なく貼りつけることができておすすめです。

Q 2階に置いた健康機器(ルームランナー)の音が階下に伝わって困る。

ルームランナーの下に遮音材/防振材(防音くん床用等)を敷いてください。床と床用がすべるようでしたら、市販のカーペット用の滑り止め等をご使用ください

防音くん床用は1枚重ねでも効果がありますが、大幅に階下への音を下げるためには2枚重ねにするという方法もあります。2枚重ねにすることにより防音効果が向上します。

Q 上階の子供の足音が気になる

最初に、上住人様と話し合うことが必要です。子供の活動時間、方式等を調整ください。
防音材で上階の子供の足音を下げる場合は、上階の床面に床防音材をフローリング材下または上に施工することが必要です。上階の住民様とよく相談してしてくだい。
フローリングの下に施工する場合は、専門業者にご相談ください。簡易的にはフローリング上に防音くん床用を敷き(必要であれば市販の滑り止めを挿入)しその上にカーペットを用いてください。

Q シンクの水音が気になる。

シンクの水音や、熱湯を注いだときのぼこっという音を低減するためには、シンクの裏側に制振材を施工します。シンクの裏側(フォーム材があれば取ってください)に防音くん流し台用を貼り付けてください。騒音が小さくなります。

Q キッチンのディスポーザーの騒音を静かにしたい。

ディスポーザーの作動振動がシンクの金属板部分に伝わり振動させ騒音が発生していることが考えられますのでシンクの金属面に制振材(オトナシート、防音くん流し台用)を貼り付けてください。

Q 深夜に鉄骨階段をハイヒールで歩く時の音が気になる。

鉄鋼階段の裏に防音くん鉄骨階段用を施工ください。接着剤との併用をお勧めします。
騒音の低減と共に騒音の質が変わり聞きやすい音になります。

Q 雨天時にマンション、学校等の自転車置き場の屋根に雨が当たってやかましい。

雨音を低減する方法は2つあります。

1、業者による専門塗料の利用
自転車置き場の屋根の塗装を パラサーモシールド工法 で行う方法。
(参考サイト:取扱い施工業者紹介サイトへ

2、一般の方が扱える防音材の利用
屋根の裏側からも対策可能です。屋根の裏側に制振材(オトナシート 防音くん流し台用 )を全屋根面積の30%程度貼ってください。大幅な雨音低減が可能です。

Q 仕事で使うミニコンプレッサ・エアーコンプレッサの作動音がやかましい。

防音箱を作成し中にいれます。箱の構造は木、鉄等で作成し、内部からイーディケルM-3500、M-1000、M-6500を施工ください。詳しい構造と作成方法はお問い合わせください。

Q 生活廃水の排水管が近くを室内近くを通過しているが、音が漏れてくる。

防音くんの排水管用を配水管に隙間なく取り付けてください。気になる音が大きく低減できます。

Q 深夜に作動するエコキュート室外機(給湯機の室外機)の騒音が気になる。

現在開発中の簡易防音衝立の使用をお勧めします。

楽器・オーディオルーム・ホームシアター

Q ピアノを部屋に置いているが、ピアノの音が響いてうまく聞こえない。

ピアノ室の内側の吸音(音を吸い込む力)が少ない恐れがあります。壁、窓、壁に吸音材を施工してください。音の響きが少なくなります

Q 隣のピアノの音が気になる。

最初には隣の住民様と話し合うことが必要です。強引に下げるには隣家との壁にゴムシートと石膏ボードを張れば音は静かになりますが、専門業者の施工が必要です。

Q ホームシアターにしてハイスペックなスピーカーを導入したが、人の会話が聞こえにくい。大音量にしたときに音が漏れないか心配だ。

外部への音の漏れを少なくするためにはまず、室のどの部分(壁、窓、ドア等)から音が漏れているかを知ることが重要です。音の漏れを調査するには専門家への依頼をオススメします。主要な音もれ部分がわかった後に対策を行ないましょう。たとえば窓の場合は2重窓にする、ドアーの場合には防音ドアーに付け替える等が考えられます。
防音くん室内吸音用、防音くん窓用、吸音スクリーンを使用することにより、室内の音調が可能でまた、外部に出る音にもある程度の低減効果があります。

オフィス・病院・店舗・学校・塾

Q 幼稚園の遊戯室等で子供の声が響き、子供が騒ぎ困っている。

部屋の吸音性不足が原因です。窓、壁に吸音材を施工してください。

Q カフェでお客様同士の話し声が響いてしまい、会話がしにくいので困る。

室内の吸音性不足が原因です。窓、壁に吸音材を施工ください。
また客席間に吸音スクリーンの施工を行なうことによりさらに効果が増します。

Q クリニックでブースが仕切られているだけなので、音が遠くまで響いている気がする。会話が隣に聞こえないか心配だ。

間仕切りとして防音スクリーンを使用ください。大幅な改善が期待できます

車内のデッドニング

Q 車のオーディオの音を改良したい。

当社のオトナシートが多く使用されています。施工方法はネット上で公開されています。また防音くん流し台用もオトナシートと同様に使用することができます。
現在、当社では1梱包ですべての施工が可能なデッドニングキッドを開発中です。