反射して響き過ぎる音を吸収し、反響を抑えます。
- 楽器の練習室、音楽室、オーディオルームで音の聞こえ方を調整する。
- 塾やロビー、診察室などで声が程良く聞こえるようにする。
- 機密性の高いマンションなどで、ペットの声やいびきなどの響き方を緩和する。
- 映画館やサッカー場、体育館などの大きな建物にも使われています。
Q 吸音材は壁の向こうへの音の伝わりも防げますか?
A 壁の向こうへの音の伝わりを防ぐためには、吸音ではなく壁の遮音性向上の検討をまずオススメします。壁の遮音性向上改善、隙間の対策、遮音材施工を充分に行なってください。遮音性改良が充分にできた後は、部屋の中に吸音材を施工することにより、隣室でへの音の伝播の基となる部屋の中の音を少なくすることができますので、結果的に壁の向こうへの音の伝わりも少なくなります。
遮音とは、ずばり、音の伝わりを遮ります。遮音性能は材質や、厚みによって変わります。 また、2重サッシのように間に空気の層を加えることで遮音効果は高まります。
- 外の音が気になる。(交通音、工事、工場)
- 楽器やオーディオの音を外に漏らしたくない。
- 乗用車などにもたくさんの遮音材が使われています
遮音材の敵は「すきま」です。遮音材を使っているのに思うように効果が感じられないときは、隙間を探してみてください。業者さんに依頼することも有効です。
石膏ボードや鉛のシートのように思い素材がよくつかわれています。素材の重さに遮音能力は比例するためです。
鳴っているシンバルを手でつかむと音が静かになるように、振動を抑えることで防音します。
- スチールシャッター・ロッカー。
- 洗濯機、ビルトイン食器洗浄機・エアコンの室外機など。
- ピアノやドラムなど、床への楽器の音の伝わり。
- オーディオの低音部分の床への伝わり。
- 床の足音の階下への伝わり。
よく目にする騒音表(デジベル表)のデジベル、A、B、Cの3種類があることをご存じですか?
一般的にデジベル(dB(A))として示されるA特性音圧レベルは人の耳の感覚に近づけて補正した音の大きさの騒音レベルで、国際的に認められた共通の表し方です。
他にB特性とC特性とがあり、B特性は音が小さい時の補正が行われ、C特性音が大きなときに使われるもので、一般的にはは補正がないものを表します。
防音商品の性能を表す時に用いられるデジベル表示はほとんどがA特性のものです。
防音材の購入の際に、お役立てください。