場所別

スリッパのパタパタ音、飛び跳ねる足音、ルームランナー

子供が椅子から飛び降りたり、または物を床に落としたりしたときに起こる音は、集合住宅などでは階下への大きな騒音になります。

このようなタイプの騒音は、一般的に床衝撃音と呼ばれます。床衝撃音は大きく2種類に分けられます。子供が椅子から飛び降りるような音(重衝撃音)とスリッパで歩く音、スプーンの落下音(軽衝撃音)です。このうち重衝撃音は床の厚さ/構造に大きく依存し、対策は非常に困難です。軽衝撃音は表面に衝撃吸収性能を持つ材料を施工することにより大きな騒音低減効果を得ることができます。床への衝撃を低減する素材がオススメです。

床用防音材の効果
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シンク・流し水がシンクに当たるザーザー音、温度変化による「ポコっ」音

ステンレス製流し台は水がシンクに当たる「ザーザー音」、また熱湯を流したときに素材膨張による「ボコーン」というような騒音が発生します。

サイレント型のシンクではステンレスの振動を抑える制振材が使われています。制振材はホームセンターやウェブサイトでも購入することができます。サイレント型のシンクでない場合でも、シンクの裏に制振材張り付けることで同じような効果を得ることができます。

流し用防音材の効果
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洗濯機・食器洗浄機・ホームベーカリー使用時の振動音

洗濯機のモーター音や脱水の音は夜間には想像以上に騒音となることも。まずは制振材で振動を抑え、床との接触面に防音材を挟むのがオススメです。

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排水管トイレ・お風呂などの排水音

2階建て以上の戸建て住宅やマンション、アパートなどの集合住宅では、階上のトイレや洗面所からの排水の音が騒音になり、近隣とのトラブルに発展するケースも少なくありません。

遮音材で覆うことで音を軽減することができます。

排水管用防音材の効果
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窓・換気扇・換気口交通・工事・電車・踏切などの音

窓は壁よりも騒音を遮る能力が低く、最も多く騒音が入ってきます。

手軽に対応するなら、遮音性能のあるカーテンやブラインドでも防音効果が期待できます。

窓用防音材の効果
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壁・パーテーション音を遮る、室内の反響を静かにする

壁の防音ポイントは「音を遮る(遮音)」と「音を吸収して反響を抑える(吸音)」の2点です。

壁には、室内の音が壁に跳ね返って反響して、音が聞こえにくくなる場合があります。吸音材を利用して反響を減らすことで音がききとりやすくなります。

▶吸音効果を比較しています。(YouTube)

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天井室内の反響を抑える

天井の反響を抑えるポイントは「音を吸収して反響を抑える(吸音)」です。

天井には、室内の音が壁に跳ね返って反響して、音が聞こえにくくなる場合があります。吸音材を利用して反響を減らすことで音がききとりやすくなります。

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エアコンの室外機・室外型給湯器(エコキュート)使用時の振動音

エアコンの室外機、屋外型給湯器の騒音はモーター音が金属の薄い板を振動させることによって起こります。ゴムシートタイプの制振材を貼りつけて振動を抑えることによって驚くほど静かになります。

ご注意下さい

熱を持つ場所や、給湯器の吸気口など、貼りつける場所によって非常に危険な場合があります。お使いの器具の取扱い説明書をご覧になるか、取り付け業者様などに相談されることをお勧めします。また、屋外での利用は可能ですが、劣化が早くなることがあります。

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鉄骨階段昇降時のコツコツ音

鉄骨階段の昇降には、歩く人により大きさはさまざまですが、ヒールなどの堅いもので歩く際には金属音が激しく鳴り、騒音になります。時には室内にまで響くこともあります。

鉄骨階段の振動にはゴムや樹脂のシートで、雨や砂の汚れにも強い屋外用の制真シートが向いています。階段の裏側だけではなく「蹴り込み部分」と呼ばれる垂直の面がある場合はそちらにもシートを貼ると、より防音効果が期待できます。

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屋根(トタン)住宅・自転車置き場・出窓の屋根の雨音

波トタン・折板屋根は素材構造上降雨時には大きな雨音が発生します。特に静かな深夜の降雨は睡眠をも妨害することもあります。

屋根用防音材の効果
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